偏差値の見方を知ろう

中学受験に特化した指導方針を持つ進学塾で行われる週テストや月例テストの結果は、そのテストのみの結果ですが、偏差値を用いることでどのテストも同じものとしてみる事ができます。例えば、算数のテストで偏差値が65だった、でも理科は50だったとなると算数は理科よりもいい成績とわかります。

科目だけではなく例えば、春に行ったテストの総合的な偏差値が50だったのに、夏に行ったテストの総合的偏差値は55だった、という事は、春より夏、成績が向上したということが明確にわかるわけです。つまり、科目や各テストの問題など違いがあったとしても、科目、時期など様々な見方で自分の成績を判断できるというわけです。

テストの点数や順位だけを見ていると、そのテストの時のその科目の点数が悪かった、よかったという事だけが判明し、夏、春と季節によって受けたテストの順位を比較することはできません。なぜなら、テストの内容が違い順位や点数はそのテストだけの順位、点数だからです。

順位や点数と偏差値の根本的な違いを理解すると、なるほど、中学受験の志望校設定や、自分の学力レベルを知るために有効な数値だという事がよくわかってきます。もちろん、中学受験の第一志望決定については偏差値の数値だけに頼る事ができません。でも、志望校を決める際の有力材料となる事は間違いないのです。